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新興国・発展途上国=グローバルサウス?
グローバルサウスという言葉を最近よくあるカタカナ言葉のひとつとしてよくみかけますが、明確な定義はないみたいで、新興国・発展途上国と同様の意味で用いられることが多いようです。に北半球の先進国と対比して使われる。世界経済における格差など南北問題の「南」にあたる。とくに近年、民主主義と権威主義の分断のなか中立を貫くスタンスをとる特徴で注目されています。
筆者はこれまで新興国を中心にバックパック活動をしてきましたが、東南アジアの国々はとくに国を盛り上げていこう!といった気概をもった若者が多かったような気がします。
途上国の立場
最近は環境問題で先進国の排出量と発展途上国の排出量で意見の食い違いが出ています。勿論なのですが、新興国からしたら後進国発展途上国が排出をやめれば地球温暖化がストップすると言いたいところですが、途上国からしたら欧米先進国の排出を抑えて途上国が発展出来るようにしてほしいというところです。
グローバルサウスサミット@インド
先日インドの呼びかけで開催されたグローバルサウスサミットには約125か国(世界の3分の2)の国が参加しました。そこには「欧米と一線を画す」「ロシアのウクライナ侵攻には勿論反対であるが、バイデン政権に変わったアメリカはアフガニスタンから逃げるように撤退した、これだから欧米は政治レベルは勿論、民間人レベルでも信用ならない」といった思いが根底にあったのではないでしょうか。また、対ロ制裁に同調しないといった動きを見せています。